2020年12月1日火曜日

ツンデレという言葉

 先日、芝居の打ち上げで、「そこはツンデレで」という演出指示がうまく伝わらなかったという話になった。

たとえば「あ、あんたのことなんて考えてたわけじゃないんだからねっっ」、というような言い回しはツンなのかデレなのかと。その辺が人によって解釈が違うので伝わらなかったらしい。

私の考えるに それは、「昔ツンとして解釈されてたけど、今はデレとして解釈されている」という言いまわしなのではないか。つまり、意味が時代で変わってきているのだろうと思うのだ。

そしてその違いの感じ方は、逆にリアルに時間の流れを感じさせるというか、あ、こういう風に言葉って変わっていくんだな、と思ったのだけど、…どうだろう。

2020年11月9日月曜日

ワインという概念、近況

 ウイスキー樽から取ったスティックを安いウイスキーに入れておいて、香りをうつして飲む、というYouTube動画をなんとなく見てしまい、出来心で、安ワイン に焼いたスモークチップ(ヒッコリー)を漬け込んでみた。

これが、意外といけたのですよ。いけたのだけど、妙に混乱するというか、微妙に「うまいワインとは違う」感じもあって、でも、これはこれでうまいような気もして、困ったのです。


こういうことは時々あって、カレーとかも、スパイスをいじって、「うまいけど、これカレーだろうか」みたいに思うことがある。
これまで知らなかった、作るプロセスに関わると、一度概念が解体されるというか、「あれ?しっていたはずなのに、どんな味だっけ」という感じになる。こういうのも一度は通る道、なのだろうか。


⭐️

近況。ZACBARANで日替わりマスターをするのは今月いっぱいまでとなりました。
池田の様子を覗き見たいという物好きな方がおられましたら、13日、18日、20日、21日、25日、28日、29日は入っております。19日はマスターではないですがライブで入っております。


2020年10月4日日曜日

ぱそこん関係の追記

 デスクトップのほうのパソコン、データはとびましたが、機能はおおむね復旧しました。

経過次第をいちおう、こういう症状で困った人の参考用に書き留めておきます。

 

・HDDが壊れた。スタート画面でほぼフリーズ。

→ 何度かディスクチェックしたがやはりダメで、あきらめてハードディスク買い替えることに。

 ・新たにSSDを買いなおし、取り付けた。(電源とSATAケーブルを接続)

・この状態ではOSが入ってないので、昔買ったWin7の起動ディスクを読み込んだ。

→ ちゃんと認識してくれるか不安だったがプロダクトキーを打ち込んだら動いてくれた。

・しかしネット接続がなぜかできなかった。いろいろ調べた結果、LANポートのドライバがなぜかインストールされてないことが分かった。ネットで検索した知識で、一度デバイスマネージャーからネットワークドライバを削除して再起動とかやってみたがダメ。

・それなら、とパソコンの仕様書から、LANポートの型番を調べ、その型番のドライバを別のパソコンでネットからダウンロード。強引にインストールしたら、ちゃんとドライバ認識して、ネットにつながった。

・しかしWin7用のアップデートが大量にダウンロードされて、しかもその更新がインストール適用されなくて消去されて無駄な時間を食った。

・Win7のままで使うわけにいかないのでWin10へのアップグレードを試みる。ネットで検索した知識では、一度アップグレードされたPCなら再アップグレードできるはず。と、IEでマイクロソフトのサイトにアクセスしようとしたら、ブラウザ対応してないとの表示。

・Firefoxをダウンロード、インストールして、マイクロソフトのサイトに再びアクセスして、Win10をダウンロード。

・インストールしようとしたが、プロダクトキーの要求から先に進めない。自動認識してくれないのか、とあきらめかけたが、コンピュータのプロパティを見ると、いつのまにかプロダクトキーの承認がはずれていた。「別のプロダクトキーの入力」に同じプロダクトキーを打ち込むと承認された。

・ここでもう一度、Win10をインストール。ここでようやっと成功。機能的にはもとのPCに復活した。(しかもSSD換装で早くなった。)


いやあ、ややこしかったー。

2020年10月2日金曜日

近況 2020 10 02

 つれづれなるままに近況を書きます。

扇風機をしまいました。ファンヒーターを出しました。

まだ蚊が多いです。というか、涼しくなって蚊が増えました。




百日紅の花はまだてっぺんにちょっとだけ残ってます。

パソコンのデスクトップのほうが壊れました。ここ10年ちょっとのいろんな写真なんかが消えました。

ネット回線を変えました。それに付随して電話番号変わりました。ここしばらく、ほとんど宣伝以外の電話はかかってきてなかったので、あまり影響ないかと思うのですが、必要に応じてまた伝達してゆきたいと思ってます。

今年は柿の実はなってません。ならない年のようです。

9月からZACBARANの日替わり店長になりました。演奏者から目線が変わるといろいろと見える風景が変わって面白いです。

金木犀、まだ咲いてません。


外をあるくと彼岸花がたくさん咲いてます。



2020年8月11日火曜日

美術鑑賞

 京都市京セラ美術館に、杉本博司展を観に行ってきました。

SNSで知人が感想を書いていたのが気になったので。

市美術館も改装が終わってから行くのは初めて。

んで、どうだったかというと、けっこう良かったのです。

展示にあった、作者杉本氏の宗教や死生観に関する考察は、効果的な部分もあるけど、微妙だな、とも思う感じなのだけど…、それよりも古美術商兼現代美術家という、氏の独特のなつかしモダンアートの感覚は心のどこかを確実に引っ掻いてくるのですよ。



ライティングひとつで、勾玉が、新しく美しく見える。
ただの仏像の写真の羅列が、セッテイングでなんだか意味を持って見える。
古さと新しさの混ぜ具合の妙を堪能しました。


2020年7月20日月曜日

近況

主に引きこもっております。
これからどうしようか、なかなかぐるぐる考えはまとまらない。

昨日は雨あがったので久々にアコーディオンで川っぺりに行って練習をした。
少し心配してたが、皮の背負う部分に少しカビがついていたぐらいで、本体は無事。
意外に曲を覚えているもんだ。ある程度いける。
しかし、まだスタンダードを自在にやるところまではいかない。要修練。
帰宅してえらく日焼けしてしまったことに気づく。

 今朝は桂のイオンシネマまで「二人ノ世界」を観に行った。
あの頃の彼らに関わった者として見ておきたかったので。
 チケット購入のディスプレイを見ると半分席が埋まっている、のかと思ったがそれは感染予防のために席を半分予約扱いで埋めてあるだけで、半分埋まっている席は空席、つまり購入するときの客は私一人だった。

地味で堅実な話やな、と思った。 全体に演出に嫌みがなく演技もおおむね自然で好感が持てる。特に主演二人の、少しづつ心が近づいていく様子が丁寧に描かれているのが良かった。ちゃんと心情に心持っていかれた。「見て損はない」とは言えるが、日常に疲れてる人達に強いて観に行くよう勧めるという感じではないかなとも思った。
それはたぶん映画としての例えば一瞬の画面の美しさではっと心を奪うとかそういうのがちょっと足りないからかも、と思った。
今ジブリ特集やってたりするし。そっちとどっち勧めるかと言われると…。
 比べんなよ、と言われるかもしれないが、つまりは同じ土俵に乗って勝負するというのはそういうことだし。(自戒も込めて)



2020年7月10日金曜日

壊れてゆく

家電製品などが壊れてゆくサイクルは不思議と一致するという話があるが、どうもそういうシーズンに入ったのか、どうもこのごろ物が壊れてゆく。

ノートパソコンのwifiが入らなくなった。wifiの表示がONにならない。ためしに外付けのアンテナを買ってきてつけてみたが駄目だった。これはもうダメか。まあ買って4年たってるからな…。
まあ有線でつなげばまだネットもつなげるので使えなくはないが、これではいまいちノートパソコンの利点が強くない。うーむ。次の旅行の時にタブレット購入を考えるべきか。

と言っていると蛍光灯が切れた。グローかと思ってグローを変えてみたが憑かず。いや、点かず。何でこんな字が変換候補の一番に出るんだ。
球でもなさそう。他のと変えれば点く。ということは、グローに至る前の電源周りの断線か何かか。これもダメな奴くさい。はてどうしたものか。

などとしているうちに、このパソコンのマウスのホイールが動かなくなった。やれやれ。何なんだこの頃はいったい。

もしかして私自身も買い替えるべきなのか?

2020年7月2日木曜日

絵本とか

古本屋で、見つけたので買ってしまった。
ベン・シャーンの絵本


ベンシャーン氏の絵は好きなのです。
なので出会えてうれしかった。

しかしこの本、放射能汚染がテーマなのだけど、どうなのだろう、私などは、この本を開くと、「放射能あぶない!」と思うより先に「ベンシャーンかっこいい!」と思ってしまうのだけど、それはよいのかどうか考えてしまう。何と言うか、絵がテーマに勝ってしまってるような…




今月からぼちぼち演奏活動再開できそうな感じです。
さてさて。


2020年5月17日日曜日

日々

何ということもなく、ひきこもって生活しております。
基礎練習とかをやることが多くなった…。



助成金の申請とかもちょっと考えたが、面倒なのと、どうも趣旨がこうかみ合わない感じがして、なんだかな。
公募とかコンペとかを増やしてくれた方が私としてはうれしいんだけどな。まあ人によっていろいろかもしれん。



2020年5月2日土曜日

5月2日

うたた寝をしていた。

外に出るのに傘を差そうとしていた。
「今日は曇りだから、傘はE♭に調律しよう。」
とつぶやいていた。
傘は折り畳みのもので、青灰色をしていた。降ってくる気配はまだなかった。

2020年3月27日金曜日

怪談なんて信じない

基本的に私は怪談とか信じているわけではない。
でも完全に信じてないのか、と言われるとそこまででもなくて、霊感だの超常現象だのというのは多分ないだろうな、と思いつつ、考えないようにしている、という感じにしている。考えると怖いし。

なので、今回のことも まあ偶然だと思っている。

小樽でのライブを終えて、帰る日。
もともとは朝の便の飛行機で帰る予定だったのだが、直前になぜか飛行機が欠航になった。仕方ないので夕方の便に振り替えたのだ。
帰りの飛行機が夕方になったので、その日午前中はゆるゆると、おたる水族館の見物をしていた。
(コロナ騒ぎの中、一旦休館していたが、前日から営業再開していた水族館は、そこそこの客が来ていた。)





それで、2時ごろに小樽駅に戻り、そこから快速エアポートに乗れば5時半のフライトには余裕で間に合うはずだった。

しかし実際に小樽駅に行ってみると、JRが止まっていた。線路に木が倒れてきたのだという。改札のところのボードに「15時以降復旧の予定」と書いてある。
一応駅員さんに状況を聞いてみたが、どうも要領を得ない。他のバスなどの交通手段を勧められる。しかし、この日は18きっぷ使用の計画で進めていたので、それだと予算がだいぶ狂う。それに他の交通手段のことは慣れない土地でよくわからない。
「3時かあ、まあ3時発の電車でもまだ余裕あるし、待ってみるか…」
とこの時は甘く考えていた。
それで、待合室でノートパソコンを広げて、とにかく念のため、ほかの交通手段をとった場合の所要時間などを検索していたのだがなかなか分からない。そのうち先ほど相談した駅員さんが来てくれて言った。「すいません、木の撤去は終わったんですけど、チェックなどを考えると…、5時ごろまでかかるかも」

冗談じゃない。あわてて、とにかく札幌までの便は復旧していたので、3時10分発のJRに乗る。そこからどうするか。駅員に聞くと、札幌には4時ごろに着くという。そこからバスに乗り換えても所要時間的にぎりぎりで間に合うかどうか。大体札幌駅のバスってどこから乗るんだ?。もう電車に乗ってしまったのでwifiは使えない。詳しいことが調べられない。こういう時、携帯を持ってないことが裏目に出る。

じりじりと焦りながら、とにかく札幌に着いて、ほぼ走るような感じでホームをでて、「バス乗り場」の表示のほうに行ってみる。しかしそこは普通の路線バスのターミナルで、ぐるぐる速足で回っても空港行きは見つからない。これはもう、バスはダメだ、と思ってタクシー乗り場に行く。タクシーの運転手さんに時間と運賃を聞く。「空港?、高速使って1万2000円ぐらいかな。5時半だとぎりぎりかなあ」と言われる。1万2000円という金額にくらくらして、とにかく一旦離れる。

札幌駅のベンチに座って、とにかくパソコンを広げて、LCCのサイトと小樽ライブの相方に連絡を試みる。幸い相方の方には連絡が通じる。それでやりとりして、とにかく金がかかろうがタクシーを試してみることにする。

再び、タクシー乗り場に引き返す。タクシーに乗る。「ぎりぎりだね、間に合うかな…」と言われるが、とにかく行ってくれと言う。出発する。
ところが、このタクシーがどうもおかしい。しばらく乗っていると下の方で、ポン、ポンと、はぜるような感じの変な音がする。
大丈夫かな?、と思ったが、運転手さんがギアをがちゃがちゃすると一旦おさまった。おさまったが、しばらくすると、やはり、ポン、ポン、と音がする。運転手さんはしきりとギアをがちゃがちゃする。
そんな感じでだましだまししながら高速に入る。料金メーターはもう6000円をまわっている。最初はそこそこ快調だったが、やはりしばらくして、ポン、ポンという音が鳴るようになってくる。何だか変に焦げ臭い。高速道路のど真ん中である。怖くなってくる。「大丈夫ですか?、急いでほしいのはやまやまだけど、事故を起こしたら元も子もない…」と運転手さんに聞いたが、運転手さんは無言でギアをがちゃがちゃやっている。しかし今度はそれでもおさまらない。
やがて運転手さんが、車を高速道路の路肩に寄せて停車する。無線でタクシー会社に連絡をしている。やがて振り返って、「すいません。これ以上は無理です。他のタクシーを呼びましたから、乗り換えてください。」と言う。しかし、他のタクシーが来るまで20分ぐらいかかるという。

この時点で、ああ、これはもう今日飛行機に乗るのは無理だ、と思った。
運転手さんに電話を借りて、相方に連絡して事情を話し、そのあとタクシー料金を払う。半額だけ払ってくれと言われる。半額の3000円を払う。

結局、そのあとに来た替えのタクシーに乗って北広島駅まで行き、そこで復旧したJRに乗って空港まで行った。
当然、飛行機は行ってしまった後だったので、次の日の便を予約して、空港の温浴施設に一泊した。

次の日は無事に飛行機が来て、無事に帰宅できた。


何だったんだろうな、一体。






2020年3月5日木曜日

役者はおもしろい

役者って面白いもんだったんだよな、と今更思う。

というのも、最近、ちょろっとだけ映画のエキストラに参加しているからなのだけど、ちょい役なのにもかかわらず、というか何役とか関係なく、自分とはちょっと違う存在になりきっている、ということが楽しい。なんなのか、これは。

やみいちの場合、ネタとか流れとか、ほかに気にすることが多すぎて、なかなか「なりきる」に集中する感じにはならないのだけど。

というか、そもそも「なりきる」って何さ、とか問い詰め始めると、とてもやっかいでよくわからなくなってくる。以前は私生活が、役者としての役に 呑まれるというか影響を受けてしまって、あれ?自分はこんな性格だったっけ、となることが何回かあった。つまり、自分っていうものもあやふやなんだよな。

確か似たようなセリフがタルコフスキーの映画「サクリファイス」に出てきて、そうそう!と思った覚えがある。他の部分はあまり覚えていないのだけど。

近況

近況、と言ってもそんなにないような。
しかし長いこと書くのをさぼるとなにかいけないような気がして書く。

今朝、夢の中で、私は大文字山へ脇の枝道から行こうとしていた。そして、その枝道はすごい危険な道だったはずなんだけど、どうも見渡してもそんな道はなくて、はてこんなところだったかと 迷っていた。
あれは、起きてから考えると、たぶん小学校時代の千里第二小学校に通ってた頃の思い出がかぶってまざってたのだと思う。

小学2年まではあまり近くに小学校がなかったので30分ぐらい歩いて通っていたのだ。小さい頃の、その通う道での、ワクワクとちょっとした怖さがこころのどこかに残っていたのだろう。

記憶は混じるし、変わるし、あてにならない。
こうやって書き残すことで少しは正確なものが残るかとか思うが、まあ気休めだろう。
正確であったところでどうということもないし。



今年になって、すこしづつ、変わってきていることもあるにはある。
コーヒーの味の違いが少しは分かるようになってきたり。





2020年1月3日金曜日

初夢

あけましておめでとうございます。

今朝の夢。

知らない田舎町を電車で旅をしている。一人旅。駅にいる。
どうも乗り換えがよく分からない。一本間違えて乗り過ごしたらしい。
ややあわてて次の電車に乗る。すると、アナウンスが「もうだいぶ古びた鉄線なので、吊られなければしょうがない。まあ、人生もそんなもんでしょう。」と変なことを言う。何のことかと窓の外を見てみると、自分の乗ってる電車の線路が、途中からケーブルカーのそれになっている。そしてそのケーブルがぼろぼろだ。そういうことか、と思っていると電車が大きな金属で挟まれて、電車ごとクレーンで持ち上げられた。