図書館でナムジュン・パイクについての本を借りてきて読む。フルクサスについてはいつか、ちゃんとまとめて考えたいと思っていたので、そのあたりの本を借りてきたのだ。
本の中でジョン・ケージの作品について「退屈と逆説で出来ている。」と表現していたことになるほどと思う。「退屈」というのは言い換えると瞑想的と言ってもいいと思う。確かベートーベンが嫌いでサティが好きなケージさんは音楽でとろんとした気分になりたいのだと思う。"Landscape"なんかはそういう作品なんだろう。逆に"4分33秒"などは逆説なんだろうな。たしかに、その2つのモチベーションで考えると、ケージの作品がけっこうクリアに理解できるような気がする。
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近所のコンビニで立ち読みが出来ないようになっていた。しかし「最近はだいたい電子で読めるからまあいいや」と思えるようになってしまったのが自分で変な気分だ。 そのうち立ち読みどころか紙媒体の雑誌コーナー自体がなくなることもありうるよな、と思う。そうなったとき、失われるものは何だろうか。
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最近空心菜が安いのがちょっとうれしい。じゃこと炒めるのが好き。