「音楽食道楽2 無国籍トラベル即興音楽の夜」無事終了。
ご来場くださった方々、ありがとうございました。
うん、楽しかった。
西村さんとのライブは、これでたぶん6回目ぐらいで、だんだん「じゃあ、いつものあの感じで」、というノリが出来てきた。
少しずつ、即興的要素が減ってきたような気もするけど、それはそれでよいと思う。
「昆布屋」は岩原さんのアプローチが面白かった。この曲に、こういうひょうきんな方向性もありだなあと気づかせられた。
「El Choclo」やれてよかった。タンゴもっとやってみたい。
ゲストゆっきーさんの歌もの、事前に旅猫油団のCDを聞かせてもらってたので、初見ですんなりと入れた。ちょっと緊張したけど。ライブの中の清涼剤のような効果。
そして、「かっぱ」「Fungo」「残酷なワルツ」、おそらくこの3曲は以後も定番として演奏するんじゃないだろうか。
そういえば、MCで西村さんが「かっぱに肛門を取られちゃう」、と言っていたのは何か変だなと思ってたんだけど、たぶん正しくは「肛門」ではなくて「尻子玉」なんだよな。
ライブ後にもその話をしていたのだけど、でも、あれ?、「尻子玉」って何だっけ?
池田一平の雑文。音楽活動、演劇活動、その他活動について。
Description by Ippei Ikeda. About Music, Theater, Performing Arts, and other things.
2017年1月25日水曜日
2017年1月11日水曜日
いいかげんさ、ということ
正月に、なんとなくツタヤでDVDを借りてきて映画「カサブランカ」を観た。
なんでまたそんな古典を、という 理由も大したことなくて、ただ
「As Time Goes By 時々演奏してるのに元ネタ知らないよなあ、一応観とこう。」
と思っただけなのだ。
(実際のところ、曲自体は映画で有名になったものの、実はもっと前から作られていたものであるらしいので、この映画のための曲!、というのではないかもしれないが。)
で、観てみたのだけど。なんというか、やはり古典になるだけのものはあるのかもなあ、と思いました。
軽妙で味わい深いセリフのやりとり、気の利いた小ネタと洒脱な音楽がちりばめられて、キャラクターも面白かったり、シブかっこよかったり。うん、よくできている。
もちろん、経年劣化している部分もあるし、政治的スタンスに関しては異論のある人もいるだろうし、若干イージーな部分もあるといえばあるのだけど。
それで、何が印象に残るかというと、やはりイングリット・バーグマン演じるイルザ・ラントの心が揺れまくってるところではないかと思う。ありていにいえばメロドラマ部分。
(以下、内容に触れます。ご注意を)
この女性、フランスで政治活動のリーダーと結婚していたのだが、夫が投獄され、やがて死んだと聞いて悲しみあてどなくすごしてるうちに、主人公と知り合い恋に落ちる。
だが主人公と一緒にフランスから出ていこうというときになって、突然夫が生きていたことを知らされ、主人公を何も言わず振って夫のもとに帰る。
数年後、夫とともにカサブランカに亡命してきた彼女は主人公と再会し、苦境を訴えるが相手にしてもらえない。そんなこんなしてるうちに過去を思い出したのか、また彼女は主人公と一緒にいたいと言い出す。「どうしたらいいか、わからない。あなたが全部決めて。」
こういう風に書いてしまうと、あられもなく「いいかげんな女」なんだけど、そのいいかげんさが、妙にリアルで心を打つというか、そういうときに、そう言っちゃったりするのも人間だよなあ、と思い、なんとなく暗い穴をのぞき込んでしまったような気分になった。
それはつまり、自分というのは、自分が思ってるほど自分じゃないのかもしれない、という怖さというか。
たぶんそこのところが、この作品が今まで残っている理由のミソじゃないかな、と思うのだけど、どうだろう。
*レンタルしたけど、後で調べたら、すでにパブリックドメインになってるらしい。なんと。
なんでまたそんな古典を、という 理由も大したことなくて、ただ
「As Time Goes By 時々演奏してるのに元ネタ知らないよなあ、一応観とこう。」
と思っただけなのだ。
(実際のところ、曲自体は映画で有名になったものの、実はもっと前から作られていたものであるらしいので、この映画のための曲!、というのではないかもしれないが。)
で、観てみたのだけど。なんというか、やはり古典になるだけのものはあるのかもなあ、と思いました。
軽妙で味わい深いセリフのやりとり、気の利いた小ネタと洒脱な音楽がちりばめられて、キャラクターも面白かったり、シブかっこよかったり。うん、よくできている。
もちろん、経年劣化している部分もあるし、政治的スタンスに関しては異論のある人もいるだろうし、若干イージーな部分もあるといえばあるのだけど。
それで、何が印象に残るかというと、やはりイングリット・バーグマン演じるイルザ・ラントの心が揺れまくってるところではないかと思う。ありていにいえばメロドラマ部分。
(以下、内容に触れます。ご注意を)
この女性、フランスで政治活動のリーダーと結婚していたのだが、夫が投獄され、やがて死んだと聞いて悲しみあてどなくすごしてるうちに、主人公と知り合い恋に落ちる。
だが主人公と一緒にフランスから出ていこうというときになって、突然夫が生きていたことを知らされ、主人公を何も言わず振って夫のもとに帰る。
数年後、夫とともにカサブランカに亡命してきた彼女は主人公と再会し、苦境を訴えるが相手にしてもらえない。そんなこんなしてるうちに過去を思い出したのか、また彼女は主人公と一緒にいたいと言い出す。「どうしたらいいか、わからない。あなたが全部決めて。」
こういう風に書いてしまうと、あられもなく「いいかげんな女」なんだけど、そのいいかげんさが、妙にリアルで心を打つというか、そういうときに、そう言っちゃったりするのも人間だよなあ、と思い、なんとなく暗い穴をのぞき込んでしまったような気分になった。
それはつまり、自分というのは、自分が思ってるほど自分じゃないのかもしれない、という怖さというか。
たぶんそこのところが、この作品が今まで残っている理由のミソじゃないかな、と思うのだけど、どうだろう。
*レンタルしたけど、後で調べたら、すでにパブリックドメインになってるらしい。なんと。
2017年1月9日月曜日
ここ数日
とりとめもなく日記風に、ここ数日のことを書いてみます。
7日土曜、ときじくソロライブ。あたたかいお客さんたちに恵まれて、いい感じにライブ出来たと思う。
なんというか、いろいろと感謝。
今月はいつもの赤ワインが見つからなかったので、日本酒を買って行った。ちょっと新年モード。
8日日曜、ならまちブルーノートに行ってみた。 行くとき、ちょっと道に迷った。雨の中、てくてくと歩き回るのはかなり寒かった。やたら小便が近くなった。
ブルーノートという店に関しては、いろいろと思い入れとか思い出とか複雑にからみあって、うまく言えないのだけど、少なくても、移転後ちょっとは顔を出しておきたかったのだ。
それにしても不思議な迷路のような入り口だった…。
9日月曜、久しぶりに家のピアノの調整をしてみたら、かなり音が低くなっていた。乾燥してるから?、よくわからない。タッチもあちこちでこぼこしてきてる気がするし、やはりそのうち、ちゃんとした人に見てもらったほうがいいのかもしれん、と迷い続けてずるずる日を重ねている。
7日土曜、ときじくソロライブ。あたたかいお客さんたちに恵まれて、いい感じにライブ出来たと思う。
なんというか、いろいろと感謝。
今月はいつもの赤ワインが見つからなかったので、日本酒を買って行った。ちょっと新年モード。
8日日曜、ならまちブルーノートに行ってみた。 行くとき、ちょっと道に迷った。雨の中、てくてくと歩き回るのはかなり寒かった。やたら小便が近くなった。
ブルーノートという店に関しては、いろいろと思い入れとか思い出とか複雑にからみあって、うまく言えないのだけど、少なくても、移転後ちょっとは顔を出しておきたかったのだ。
それにしても不思議な迷路のような入り口だった…。
9日月曜、久しぶりに家のピアノの調整をしてみたら、かなり音が低くなっていた。乾燥してるから?、よくわからない。タッチもあちこちでこぼこしてきてる気がするし、やはりそのうち、ちゃんとした人に見てもらったほうがいいのかもしれん、と迷い続けてずるずる日を重ねている。
2017年1月2日月曜日
謹賀新年
あけましておめでとうございます。
とりたてて言うこともないのですが、のどかな正月です。
元旦はなぜかスターウォーズ ローグ・ワンを観に行ってました。
年末にバー探偵で会った時、海象監督が目をきらきらさせて
「登場人物が全員死ぬんだよ!、こんな映画ほかにない!」
と言って勧めておられたのが 印象に残っていて。
でもそれ、すごいネタバレだよなあ、と思いながら観に行ったら、おすすめの通りかなり面白かったのだけど、ネタバレを聞いてよかったのかどうか、非常に微妙なところだ、と思いましたよ。
うん、でもいい作品でした。
そろそろホームページの仕様をリニューアルしようかと思ってます。
知らない間にscssだの何だのわからないことが増えていてまごまごしてます。
とりたてて言うこともないのですが、のどかな正月です。
元旦はなぜかスターウォーズ ローグ・ワンを観に行ってました。
年末にバー探偵で会った時、海象監督が目をきらきらさせて
「登場人物が全員死ぬんだよ!、こんな映画ほかにない!」
と言って勧めておられたのが 印象に残っていて。
でもそれ、すごいネタバレだよなあ、と思いながら観に行ったら、おすすめの通りかなり面白かったのだけど、ネタバレを聞いてよかったのかどうか、非常に微妙なところだ、と思いましたよ。
うん、でもいい作品でした。
そろそろホームページの仕様をリニューアルしようかと思ってます。
知らない間にscssだの何だのわからないことが増えていてまごまごしてます。
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