備忘のためにも、熊本ツアーの時のことを日記的に書いておこうと思う。
忘れちゃいけないわけでもないとは思うが、まあ、久々に書いてみよう。
11月11日(金)
朝早く目覚める。残っていた厚揚げを刻んで、冷凍うどんと煮込んで朝食。すこし冷蔵庫の中のものが残ったがもうしょうがない。やかんの中の水を残さないようにする。前に旅から帰った時うっかり数日前のやかんの中の水をつかってえらいことになった。失敗は繰り返すまい。
伊丹まで阪急とモノレールで移動。モノレール久しぶりで楽しい。空港からANAのプロペラ機に搭乗。
プロペラ機はなんだか生々しく飛ぶのが体でわかる感じ。飛行機の中の席が近いので、はしゃぐ主催の雪ちゃん、本を読む俳優田中遊、弁当を食べる舞台監督の渡川さん等を横目で見る。
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飛行機の窓から見る熊本はなんだか家々の屋根がみんな黒いなあ、など思っているうちに熊本空港到着。飛行場から、うがつ組(池田・辻野・稲垣・ののこ)はバス移動することにする。桜町バスターミナルまで50分880円也。ホテルまで歩く。市電がかわいい。
ホテルで各自小休止した後、昼飯でもと外に出たところで、古事記朗読組(田中遊・広田ゆうみ)とばったり出会う。いっしょに食事に行くことになる。近所の蕎麦屋に入る。朝にうどんを食ったので麺類続けるのもなと思い池田は親子丼を注文。しかし皆がそばが旨いというのを聞いてやはりそばにすればよかったかとちょっと後悔する。
食後なんとなくそのまま皆で城方面へぶらぶら歩く。
堀沿いの道の景色が良い。鯉を眺めたり子猫に出会ったりしながら散策する。そのままのんびりしたいが、しかしリハの時間も考えて、うがつ組は城前で引き返すことにする。ぶらぶら不規則に歩いてきたので帰りちょっと迷う。熊本は線路も川もぐにゃぐにゃ曲がってるので方角の目印にしにくいところがあると思う。
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小屋入り。早川倉庫へ行く。いい天気になってよかった。
早川倉庫は面白い雰囲気の場所だ。無骨な外観のなかにごっそりアンティークが詰まっている。渡川さんたちは先に来てどんどん仕込みを進めている。しかし、なれない場所のせいで、「あれ、このスイッチはどこだろう?」とかいろいろ迷って予定時間を押しているようだ。
ピアノ設置して、立ち位置などを確認して、リハ。リハはipadで撮影して送り、まだ京都にいる振り付け担当の判戸さんに見てもらうことにする。考えてみればこういうことができる便利な時代だな。
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リハが終わり夕方、移動の疲れはあるものの、少しでも集客の助けになればとの思惑もあり、うがつ組の皆で舞踏関係に縁がある人が経営しているという中華料理「紅蘭亭」へと行ってみることにする。くまもんの着ぐるみや変な焼き芋屋などを見ながら夜の繁華街を歩いて巡る。
紅蘭亭、行ってみると予想外に綺麗で高級な外観に戸惑う。しかし値札をみると値段はそんなに高級というほどでもなくとにかく若干びびりながらも入ることにする。
メニューをながめ、太平燕、水餃子、鶏とピーナツの炒め物、前菜3種盛りを注文しシェアをすることにする。各自飲み物のオーダーが終わったところで給仕の男性に聞いてみる。
「あのう、葉山社長に会うことは出来ますか?」
「葉山?、どの葉山でしょう、三人おりますが?」
予想外の返答に混乱する。
「あの、イベントとかに関わっておられる…」
「ああ、でしたらー」
親切に対応してくれた。残念ながら不在で会うことは出来なかったが、親切な対応に頭が下がる思いになる。
食事はどれもおいしい。炒め物に入っているマコモダケにテンションが上がったりする。太平燕は春雨を使ったちゃんぽんみたいな感じかなと思っていたが、スープは塩ラーメンに近いように感じる。旨い。おおいに盛り上がる。
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ホテルに戻り、浴場に行ってみる。ホームページには大浴場と書いてあったような気がするが、べつに大浴場ではないと思った。まあ比較の問題かもしれないが。よくカプセルホテルなどについている大浴場などと比べると広さは半分以下だと思った。サウナもあったが水風呂はなかった。なんだか中途半端な印象を受けた。けれども体を伸ばせて暖まれるのはありがたかった。
風呂から上がって、ロビーで桟敷さんにであう。桟敷さんは「このホテルでは女性は大浴場に入れない、なんて前時代的なんだ」と文句を言っている。たしかにそうだが、羨むほどたいした浴場ではなかったと正直な感想を言う。お互い追加の毛布をロビー前でせしめて、部屋に戻り、眠る。
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