なんとなく「ルートヴィヒ美術館展」を観に行ってきた。
これまで知識で知っていた画家をあらためて確認したみたいな気分だった。美味しい時代のものを集めているのだけど、本当に美味しい部分というよりはちょっと脇の部分を集めた感じかな。ピカソいまいちだな、とかブラックはもっと抽象度の高いのが好きだな、とか勝手なことを思いながら巡った。
印象的だったのはアンドレア・フレイザーさんのOfficial Welcome というビデオ作品で、アーティストと解説?批評家?を交互に演じながら、こういう奴いるよね的な芸術あるあるネタトークをちりばめ、そうしながら全裸になって「私はアート作品だ」と宣言する、という彼女のパフォーマンスは私的には「これもう演劇じゃないか」と思えるものだった。
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いろいろ物価が高くなってきているのを感じる。灯油や食料やなにやかや。ぼんやりとした不安を感じる。芥川氏ではないので死なないが。
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