急に暑くなった。カレンダーのページを間違えて一か月分破いちゃったんじゃないかというくらい急に暑くなった。あわてて半袖と扇風機を出し、氷枕を冷凍庫にセットしましたよ。
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備忘:「ラムレの証言」ガッサーン・カナファーニー 岡真理訳(世界文学全集第3集より)
戦争(紛争)を描いた作品として強いリアリティを感じた。 こういう文学もあるんだ、ということは心に置いておこうと思う。
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戦争のリアリティ、という意味で心に残っている文学は、スタインベックの「エデンの東」の自伝的ワンシーンだ。子供の頃、近所のドイツ人のパン屋が戦争が始まったとたん皆にひどいことを言われるようになってしまう。君は僕の味方だよね、と幼いスタインベックにパン屋が話しかけるが、彼はつい悪口を言ってしまう。するとドイツ人のパン屋は泣き出してしまうのだ。